ナザレNazareth
新約聖書ルカ伝にて世界中に知られることになった町ナザレは聖母マリアがイエスの受胎告知を受けた町として、世界中のキリスト教徒の聖地となっている。
受胎告知教会はマリアが告知を受けたと言われる洞窟の上に、1969年に造られた。
三角形の屋根はアベ・マリアの「A」からデザインされたとのこと。
イエスが育った町。イスラエルで最大のアラブの町。
当初、町はユダヤ人のみ住んでいたが、キリスト教がローマの国教となると、多くのキリスト教徒が5世紀にキリスト教会が建てられ始める
現在、ナザレは16.5平方キロメートル。人口は63,800人。
住民の多くはアラブ人
(66.7%がイスラム教徒、33%がキリスト教徒)。
聖ヨセフ教会
受胎告知教会
カナの婚礼教会
フランチェスコ修道会の婚礼教会
ギリシャ正教会
カナはイエスが初めて奇跡を行った場所として
歴史に名を残しています。
カナの婚礼教会は、イエスの奇跡を記念して建てられたものです
。カナは現在、アラブ人の街となっています。狭い路地を挟んで、
二つの婚礼教会があります。フランチェスコ修道会によるものと
ギリシア正教会によるものです。財力の違いなのか、
フランチェスコ修道会が建てた婚礼教会のほうが新しく、
整備もよくされているようです。