バンティアイ・スレイ Banteay Srei

10世紀に建立された「女の砦」を意味する、個性的な様式の遺跡。
薄紅色の砂岩で造られた寺院跡は小さいが、壁面はヒンドゥー神話をモチーフにした華麗な装飾で埋め尽くされている。
特に、中央祠堂には東洋のモナリザと呼ばれる女神(デヴォダ)像や守門神ドゥヴァラバーラのレリーフが残り、その造形はアンコール美術の最高峰のひとつといわれている

inserted by FC2 system